西日本と東日本。大地震はどちらが近いのか
今日は大気の状態が不安定で、東京都心ではゲリラ豪雨に見舞われました。
大雨が2時間以上も続いて、心配になりました。
地震は落ち着いた状態ですが、熊本、紀伊半島、茨城、東北太平洋沿岸、北海道周辺などでは、地震が続いています。
全国的に地震が多発していますが、西日本と東日本では、原因となるプレートが違います。
西日本はフィリピン海プレート、東日本は太平洋プレートです。
この2つのプレートが両方、活発に沈み込みを始めていますから、両方が重なるの関東や東海はの動きは、力学的に読み切れない状態です。
西日本と東日本を比べると、どちらが大地震が近いのでしょうか。
上の図を見る限りは、東日本の方が、迫力がありますね。
西日本でも日向灘から南西諸島にかけては、活発な沈み込みが判りますし、紀伊半島や四国東部にも動きがあるのが判るでしょう。
しかし、東日本に比べると、西日本の動きはまだ部分的であり、南海トラフ地震への準備段階に見えます。
一方、東日本は大きな動きが帯状に、継続的に続いてるように見えます。
日本海溝は3.11で大きく動きましたが、今は北海道と関東に影響をもたらしています。
あれほどの大地震ですから、当然周囲の地震を誘発してもおかしくはありません。
関東、北海道周辺では、ここ数か月で有感地震が増えている印象です。
今、注意なのは、東北も含めた関東から北海道の東日本だと思います。
しかし、地震の規模は、さほど大きくはならないかも知れません。
一方、西日本は、中央構造線の地震と、内陸型活断層地震に注意が必要です。
こちらは、切迫性はやや低いものの、地震の規模は大きくなるかも知れません。
どちらが危険か、難しいところです。
今の日本列島に安全地帯はありません。備えるのが賢明です。
地震対策ブログもよろしくお願いします。