阿蘇山の噴火で、熊本地震は変化したか
阿蘇山が噴火して、熊本地震に変化があるか、注目していました。
活発化してはいませんが、活断層に沿って地震があり、くっきりとラインが浮き上がっています。
九州が南北に引き裂かれる力が加わり、横にズレ動きました。そして、阿蘇ではマグマが上昇し、爆発を引き起こしたのです。
大地のダイナミックな動きが、まさに今、起きています。
ここは、大分-島原地溝帯という場所でもあり、長い間、大地引き裂かれ、そこにマグマが上昇する、という動きを繰り返して、形成されました。
地形が変わるような地殻変動は、現代では無いと思っていました。
でも、今は特別な時代かも知れません。
阪神大震災をおこした兵庫県南部地震は、1000年一度レベルの地震でした。
東日本大震災を越した東北地方太平洋沖地震も、1000年に一度レベルの地震です。
1000年に一度が、2回重なったのです。
今は、こんな特別な時代で、これから起きる事は、私達の常識では理解できないかも知れません。
阿蘇山は、何度も噴火を繰り返し、底知れぬパワーを持ったスーパーボルケーノです。富士山の1000倍とも言われます。
甚大な被害をもたらす、マグマが噴出するような噴火も、想定しておかなければなりません。
滅多に起きない事、ですが、今、起きるかも知れません。
事実、過去には何度も起きています。
熊本地震発生以前の、想定された熊本の地震発生確率は、国内最低レベルでした。
そこで、震度7が2回起きました。
想定外はいつでも起きるのだと、覚悟しなければなりません。
中央構造線のずれは、関東まで地殻変動の異常を引き起こしました。
今後、伊予灘や四国、紀伊半島なども、地震が起きる可能性は高まっています。
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