地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

関東の地震の活発化で、首都東京に大地震は来るのか?

今日は比較的地震が少ない一日でした。

オホーツク海南部でM5.5が発生、函館などで震度2を記録。

他にも、東北の太平洋沿岸、三陸沖、茨城、千葉沖、熊本などで地震が続いていますが、もう、いつもの事になってしまいました。

それも、怖い事ですけど。

 

関東で有感地震が続き、東京は大丈夫かと心配している方も多いのではないでしょうか。

首都圏直下型地震が切迫しているとされていますが、はたして東京に大地震は来るのでしょうか?

 

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今は、東京は比較的地震が少ない状態が続いています。

ここ1週間を見ると、全く地震は起こっていません。(諸島部除く)

また、1ヶ月のデータを見ても、一度だけ珍しい23区直下が起きましたが、それ以外はほとんど発生していません。

茨城では毎日地震が起こっていますし、千葉でも東京湾北縁や、銚子沖、外房、千葉沖など、地震が活発化しています。また東京湾でも地震が発生していますし、八丈島や大島、三宅島近海でも地震が発生しています。

東京と隣接する埼玉や神奈川でも地震が発生しているのに、なぜか東京だけは地震が起きていないのです。

東京はご存じの通り、幾度も繰り返し大地震に襲われてきました。プレート境界が直下にあり、4枚のプレートが複雑に交わる、地質学上も地震が起きやすい場所です。

日本各地で大地震が連発する中で、東京が静かなのは、地震学者も首をかしげる事態です。

 

今のところ、何かに守られるように、安全で繁栄する首都東京。

しかし、これからも安全とは限りません。

 

東日本大震災以降、茨城で地震が増えました。

太平洋プレートの沈み込みが活発で、関東の震源は徐々に西に進行していったのです。

現在は、茨城と埼玉の県境付近、東京湾北縁や東京湾まで、進行しています。

また、震源フィリピン海プレートの関与の深さ30kmもモノも、徐々に増えました。

 

今より震源が西に進行すると、東京にも地震が起こる可能性は充分にあります。

また、地震が起きない時期が長かったので、歪が溜まっている可能性も高いのです。

恐らく、その瞬間は、いきなり訪れるはずです。

 

東京や東海地方など、地震が心配される場所で地震が起きず、ノーマークの地方で大地震が多発するのは皮肉なものです。

ただ、東京の大地震の鍵を握るのは、フィリピン海プレートです。

南海トラフ付近では、徐々に地震が増えてきています。

フィリピン海プレートが動き出すと、東京も覚悟が必要となります。

 

地震対策ブログ、始めています。

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