千葉県東方沖でM5.2の地震発生。首都圏直下型地震との関連は
昨日、警戒を呼び掛けた千葉で、今日はやや大きい地震が発生しました。
M5.2、深さ30km。千葉県東方沖と言っても、ほぼ陸地に近く、九十九里の南端の位置です。最大震度4を記録し、関東はもとより、静岡、新潟、長野まで、広い範囲で揺れを観測しています。
先日の茨城の地震、八丈島の群発地震、そして、千葉と千葉沖の地震の活発化。更に遠州灘などで深発地震が多発・・・。
関東の地下は、やはり動き出したようです。
東から押し寄せる太平洋プレートの動きは、なぜか茨城で食い止められていました。
関東平野の地下には、陸のプレートの下に、フィリピン海プレートがあり、その下に、太平洋プレートがあり、深く沈み込んでいます。更に、フィリピン海プレートと太平洋プレートの間に、プレートの破片とされる関東フラグメントが挟まっている、という説が有力です。
いわばミルフィーユのような地層の、一番下が、活発に動いているのです。
でも、関東は動かないフィリピン海プレートに守られて、じっと動かなかったのです。
しかし、とうとう耐え切れなくなったようです。
鍵を握るのは、フィリピン海プレートの動きです。
茨城沖ではフィリピン海プレートの下に太平洋プレートが潜り込み、関東直下でフィリピン海プレート自体が陸のプレートに潜り込むという、とても複雑な動きが発生しています。
さらに、東日本大震災と熊本地震の地殻変動異常が加わり、更なる歪が発生します。
今後は、千葉沖の活発化と、千葉県の空白域が一気に潰れていく可能性があります。
また、陸の震源は、西に進行していく可能性が高いです。
茨城、東京、埼玉は警戒して下さい。
神奈川、東海地方は、周辺の動向に注意して下さい。
M9の地震の隣接地に溜まる歪は、想像以上に大きいものです。
静かだった今までのツケは、必ず回ってきます。
まだ、首都東京は地震が少ない状態ですが、逆に不気味です。
歪が一気に解消されれば、恐れられる首都圏直下型地震となります。
その歩みが始まった今、背筋が寒くなるような思いで、データを見ています。
今回は、本気かも知れません。小さな変化にも敏感に反応して下さい。
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