鳥取県中部の地震は、南海トラフ地震の前兆。今後も内陸型地震注意
浅い活断層型で、その後も余震が活発に起きています。
鳥取県中部では、ここ数か月、地震活動が活発になっていました。
鳥取県は、フィリピン海プレートの沈み込みの圧力の影響を受けやすい場所です。
西日本で本州に沈み込むフィリピン海プレートは、実は淡路島付近で2つに裂けている事が判っています。
東側は深く関西の地下へ向かい、西側は浅く鳥取の地下に沈み込んでいます。
今回の地震は、横ずれ断層型ですが、そのズレの角度から、フィリピン海プレートの影響がこの地震を引き起こした事が判ります。
つまり、この地震は、南海トラフ地震の前兆と考えられるのです。
これは、気象庁や専門家は絶対に口にしませんが、地震に詳しい人なら、皆判ってることです。
この地震が、まさにそうだと言えます。
そして、翌年の1944年に、昭和東南海地震M7.9が発生したのです。
兵庫県南部地震も、2000年の鳥取県西部地震も、熊本地震も、南海トラフ地震の前兆と考えられます。
こうして、内陸型地震が頻発した後、巨大プレート境界型地震・南海トラフ地震が発生するのです。
まずは、西日本は、内陸型地震に注意してください。鳥取県中部のように、小規模でも地震が群発する場所は、警戒が必要です。
そして、南海トラフ地震への警戒を、そろそろ本気でして下さい。
津波は、容赦なく、全てのモノを奪っていきます。
クリスマスやお正月の心配より、すべき事があるのを悟って下さい。
失ってから泣いても、後悔しても、遅いのです。
地震の恐ろしさを、甘く見すぎです。
どうにかなる、訳はないのですよ。