和歌山で地震多発。南海トラフは動くのか
台風一過で関東などは30度を超える暑さでした。
奇妙な天気が続いていますね。
この24時間、久しぶりに地震活動は落ち着いています。
和歌山はもともと、関西の中でも地震が多い場所ですが、ここ1ヶ月の地震を見ると、フィリピン海プレートの圧力が押し寄せているのが判ります。
フィリピン海プレートのプレートの西端、南西諸島や日向灘は、活発な沈み込みをしているのに、四国・紀伊半島・東海・関東沖では、動きが止まっている状態です。
フィリピン海プレートは、いつか沈み込む宿命なので、あとは時期の問題ですが、四国から紀伊半島にかけては、地震が増え続けています。
浅い地震の赤い丸と、フィリピン海プレート関与の黄色い〇が、徐々に範囲も広げています。
一つに地震の規模は小さいですが、総合すると、かなりのパワーが働いているようです。こうした変化は、熊本地震以降、顕著になりました。
実は、同様に、愛知県でもフィリピン海プレート関与と思われる地震が多発しています。
しかし、不思議なのは、和歌山と愛知の間の、三重県にはあまり地震が起きず、空白域となっているのです。
こうした空白域は、いつか地震が発生する時がきますし、大きな地震になる事もあります。気になるところです。
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