東京湾周辺に地震多発。1ヶ月の地震で判る関東の深刻度
今日は、比較的地震は落ち着いた状態ですが、関東周辺での地震が目立っています。
ここ1ヶ月の地震を見ても、多発している事が判ります。
東京湾の特に北縁では、地震が多く起こっています。深い地震が多いですが、浅い地震もあります。
東京湾の地下構造は複雑です。全てが解明されている訳ではありませんが、東京湾周辺には、2本の断層が走っているとされます。
調査では、活断層ではないとされ、発生確率も極めて低いです。しかし、東日本大震災以降、地震が増えているのは事実です。
この場所で、最近特に地震が目立ちます。
千葉市や習志野市は、東京へも通勤圏の身近な場所ですし、湾岸には工業施設もあります。
この場所が動くと、東京をはじめ、首都圏は大変な事になります。
今は、太平洋プレートが西に押す力が強く、歪が生じている可能性が高いです。プレートの押す力で、プレートが裂かれるのが活断層地震です。
怖い場所の一つなので、これだけ地震が増えてくると、ちょっと嫌ですね。
他にも、茨城の内陸や茨城沖、犬吠岬周辺の海域で、地震が多発しているのが判ると思います。
特に、茨城北部と犬吠岬周辺の地震は浅く、被害地震が起こりやすい状態です。
関東の地震は、いままでは茨城が中心でしたが、震源が西に広がると、関東全体の地下が不安定になってしまいます。
巨大なパワーが、関東の地下を揺るがしているのです。
こうした動きは、まだ続くと思いますので、引き続き警戒が必要です。
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