地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

この一週間、房総沖で地震多発。相模トラフ、伊豆・小笠原海溝が動くのか

震度5弱地震が発生した熊本地震は、その後の震度4の地震が発生するなど、活発な状態が続いています。

関東でも気になる動きが続いています。

房総沖の地震が多発しているのです。

今日も八丈島東方沖などで地震が発生しています。

 

f:id:jisintlab:20160902000242p:plain

 

千葉の南の海上に、赤やオレンジの丸が分布しているのが判りますか。

これは、この1週間の動きです。

その前に、これほどの地震発生はありませんでした。

とても嫌な場所です。

熊本地震で、南海トラフ地震が一気にクローズアップされました。

危険な海溝ですし、動く可能性も高いです。

私も、少し前までは、西日本の地震の可能性が高いと見ていました。

 

しかし、数か月前から、状況が変わってきたのです。

関東に不穏な動きが出始めました。

関東の方は、有感地震が、最近多いなって、感じませんか。

八丈島近海など、伊豆諸島での群発地震、千葉、茨城に加え、東京直下や東京湾でも地震が発生。房総沖での地震多発など。

 

スバリ、言わせて頂きます。

今、危険なのは、相模トラフと伊豆・小笠原海溝です。

 

f:id:jisintlab:20160902001354j:plain

 

根拠は、簡単で科学的です。

東日本大震災は、日本海溝が動いた地震で、典型的なプレート境界型地震でした。

この日本海溝は、房総半島南東沖の三重会合点で、相模トラフと伊豆・小笠原海溝と合流します。

日本海溝は2011年に大きく動きました。その移動規模は、地球レベルでも、大変大きなものでした。

プレートは年間数センチからせいぜい10センチ程度しか動きません。爪の伸びるスピードに近いと言われています。

それが、多い所では20メートルも動いていたのです。

その上、震災から5年経っても、太平洋プレートの沈み込みは収まる気配がありません。

 

その日本海溝に隣接している相模トラフと伊豆・小笠原海溝が動いても、なんら不思議はありません。むしろ、自然な事です。

東日本大震災の後は、多くの地震学者は、千葉沖の地震の可能性を指摘していました。

でも、5年以上、発生しませんでした。

そして今、動き出したのです。

 

心配なのは、相模トラフです。

これは、大正関東大震災を起こした海溝です。

動くと、首都圏に甚大なる被害をもたらします。

この暴れん坊が目を覚ましたのかも知れません。

今後、注意が必要です。

 

 

 

地震対策ブログもよろしくお願いします。

防災の日に、家族で話し合おう。地震の時の対応と連絡方法

www.jisintlab.net

 

 

 

 

 

 

猫壱 ポータブル ケージ 黒

猫壱 ポータブル ケージ 黒