地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

熊本地震発生から4ヶ月。収まらない地震と、日本列島に進む異変

熊本地震の最初の震度7地震発生から、もうすぐ4ヶ月が経とうとしています。

熊本県熊本地方や阿蘇地方を中心に、まだ収まる気配はありません。

さすがに気象庁も、もう余震という言い方はしなくなりましたね。

 

熊本県の他に、大分県鹿児島県にも震源が拡大しています。更に、有明海や九州の南西沖、日本海にも震源が見られ、大きなパワーの存在を感じます。

 

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これは、この一ヶ月のHi-netの画像です。

〇は地震を表し、色は深さ、〇の大きさはマグニチュードを表します。

これを見ると、日本列島に深刻な異変が進んでいるのが見てとれます。

 

北海道から東北、関東にかけての太平洋側には、太平洋プレートの沈み込みの緑の丸が帯のように連なっていますね。

もう、3.11から5年以上が経過したのに、いまだ収まる気配がないのです。

活発すぎるプレート移動は、日本列島全体を西に押す力となり、各所に異変をもたらしているのです。

関東以西の地殻変動は定常より西に振れ、デリケートな関東直下のプレートに影響を及ぼし、有感地震が増加しました。

 

太平洋沖には、沿岸から離れた沖に、更に南北に連なるラインが見られます。

これは、アウターライズ地震の発生が懸念される場所です。

アウターライズ地震とは、太平洋プレートが太平洋沿岸で沈み込む力により、引っ張られ、地殻が割れることで発生する地震です。

規模の大きい地震が発生すると、津波が起きる可能性があるので、注意が必要です。

 

相模トラフから小笠原海でも、地震が多発して、震度が大きいのもの発生しています。

伊豆大島八丈島群発地震も規模の大きさが判るでしょう。

 

一番注目すべきは、東海沖から紀伊半島沖、四国沖にかけて、黄色い〇が目立つことです。熊本地震以降、明らかに増加しています。

不気味に増え続ける地震が表すのは、フィリピン海プレートの活発化です。

特に、東南海地震エリアでは、地震が増え始めています。

 

フィリピン海プレートは、九州東方沖では、既に沈み込みを始めています。

いずれ、東海から四国沖でも沈み込みを始めるはずです。南海トラフ地震の発生は、そう遠くないかも知れません。

 

いつ次の大きなイベントがあっても不思議ではない状況です。

警戒を続けて下さい。

 

 

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地震対策に無関心な人は、他人に大きな迷惑をかける、という重い事実を知って欲しい

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