千葉県東方沖、三重県沖、日向灘など気になる地震が今日も発生
今日も、気になる地震が相次いで発生しています。
まず、千葉県東方沖の地震で、M4.5、最大震度3。
場所は、ほぼ銚子に近い場所です。深さは20kmと浅く、フィリピン海プレート関与の地震と思われます。
また、三重県沖や日向灘、東京湾北縁、茨城県の内陸や、奄美大島近海でも地震が発生しています。熊本地震もいまだに収まる気配がありません。
M7.9で東海地方などで最大震度6(震度7はまだ存在しない)、死者・行方不明者が1000人を超えるプレート境界型の大地震でした。
また、今年の4月にも三重県沖でM6.5の地震が発生しています。
この地震のメカニズムは、プレート境界型地震で、東南海地震と同じだという事が後に判りました。
ゾッとする事実です。もし、規模が大かったら、南海トラフ地震に発展したかもしれないのですよ。
そして、今日の地震です。
震源の位置は、東南海地震や4月の地震よりも南の沖合で、南海トラフの位置に近い場所です。
この付近では、2004年にM7.1とM7.4の地震が同じ日に発生しています。
この2つの地震はプレート境界型ではなく、フィリピン海プレート内で発生した逆断層型のプレート内地震と考えられています。
とにかく、フィリピン海プレートがうごめき始めたのは、確かなようです。
三重県沖など、南海トラフ付近の地震は、予兆の可能性も高く、目が離せません。
1944年の昭和の南海トラフ地震の2年後には、M8.0の昭和南海地震が発生しています。
また、1943年にはの鳥取地震、1945年には三河地震が発生。
終戦前後に、死者数1000人以上の地震が4つも続きました。
南海トラフ地震の発生間隔は、150~200年とされています。
以前の東南海・南海地震からはまだ100年も経っておらず、まだ南海トラフ地震は来ないだろう、という説もあります。
しかし、実は昭和の東南海・南海地震は、通常より規模が小さめだったのです。
連動されるはずの東海地震もおきず、まだ歪が解消しきれていないのかも知れません。
それから150年以上が経過していますから、東海地震はいつ起きてもおかしくはありません。
そして、東海地震が発生すれば、東南海・南海地震が連動して発生する可能性も高いのです。
小さな地震でも前震の可能性もあります。
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