東京湾でも地震発生。首都圏直下型地震の予兆か
今日は、また気になる動きがありました。
また、三浦半島や東京都西部、神奈川などで深い地震が発生しています。
茨城、千葉で地震が多発していますが、今日は震源が西に移動した印象です。
おとといの茨城の震度5弱の地震は、太平洋プレートの地震でしたが、その影響か、東京湾や三浦半島など、関東の西部で地震がおきています。
昨日書いた様に、今は茨城や千葉の地震が多いですが、震源は太平洋プレートの動きに押され、震源は徐々に西に移動していきます。
今日の地震は、今まで茨城や千葉で留まっていた震源が、東京や神奈川までも及んだという事です。
関東の地下はミルフィーユのようにプレートが何層にも重なっていますが、その一番深い場所が、西に動いているのです。
プレートはそれぞれ別方向へ移動していますので、プレート境界には歪が溜まります。このプレート境界が破壊されると、大地震が発生する危険性が高いのです。
それが関東直下で起きるのが、首都圏直下型地震です。
その予兆が始まったと考えられます。
とにかく、デリケートな場所の地下深くが動いているので、今後も関東は地震が続きます。
また、これは関東だけの問題ではありません。
太平洋プレートが活発に沈み込んでいますので、東北の太平洋沖でも地震が増えています。
また太平洋プレートの西へに移動は、駿河トラフに強い力がかかり、東海地震を引き起こす可能性があるのです。
今、この西に進む力で、フィリピン海プレートは西移動していますが、この力が熊本地震の右横ずれ断層の原因になったとも考えられます。
この太平洋プレートの沈み込みは、東北地方太平洋地震からの動きです。
つまり、東北地方太平洋地震、熊本地震、首都圏直下型地震、東海地震は、実は関連があるのです。
プレートの動きは、とてもダイナミックです。
単独の地震と捉えず、大きな動きの中で起こった地震だと考えると、次に起こる事が判ってきます。
しかし、今の地震学の世界では、地震は単独で捉えるのが主流なんです。
だから、茨城のM5クラスが多発しても「メカニズムが違うから、直接関連はない」という評価になるんです。
でも、全ての地震はプレートの動きが原因ですから、日本列島規模で考えると、次に起こるイベントが判ってきます。
今後は、相模湾でも地震が増えてくる事が予想されます。相模トラフが引き起こす大型地震にも注意が必要です。
関東は引き続き、警戒して下さい。
地震対策ブログもやってます。