茨城の地震は、5年前の東日本の余震? のゾっとする意味とは
昨日の深夜にあった茨城の震度5弱の地震について、気象庁が会見を行いました。
今回の茨城の地震は、5年前の東北地方太平洋地震の余震だとの見解を示しました。
さらっと言ってましたが、この意味が判りますか。
これって、ゾッとする事なんですよ。
3.11のあの日、仙台の東方沖で始まった破壊は、次々と連動しながら南下していきました。
そのまま、震源が南下すれば、関東も震度7クラスの揺れに襲われても、不思議ではありませんでした。
しかし、茨城の沖には、フィリピン海プレートが舌のようにはりだしています。ここにぶつかり、奇跡的に破壊が止まったのです。
関東はフィリピン海プレートに守られたのです。
しかし、いつかは、その先まで破壊が及ぶのではないか、と危惧されてきました。
その先に破壊が及べば、茨城や千葉、また関東全域が大地震に襲われます。
ただ、この5年間は茨城で地震が食い止めれていた印象で、関東は地震が少ない状態が守られて来ました。
でも、最近は様相が変わってきましたね。
その中での、今回の地震です。
太平洋プレートが要因の地震で、東北地方太平洋地震の余震だという事は、つまり、止まっていた破壊が、更に進む可能性があるわけです。
気象庁の会見で、余震域では、この先も同程度の地震が発生する可能性が高いとしています。
余震域って、つまり、今まで破壊されていない地域の事でしょうか。
この先、更に破壊が続くと、首都圏直下の地震も起きる可能性が高いという事です。
凄く、危険の事なんですよ。
気象庁は、よく余震って言葉を使いますが、信じない方がいいです。
どうやら、余震って言っておけば、大衆は安心すると思ってるんでしょうか。
新たな動きが始まったと考えた方がいいです。これから、更に動きがある筈です。
また、茨城で先週2回あったM5クラスの地震は、フィリピン海プレート関与でメカニズムが違うので、直接的な関係は無い、と気象庁は言っていますが、これもナンセンスです。
ミルフィーユのように重なるプレートが共に活発に動き、地震を引き起こしているのです。
さて、今後はどうなるでしょうか。
まず、茨城、千葉、また茨城や千葉沖では、地震が続くでしょう。
千葉沖は大型注意です。東北沖も地震が多発していますが、やや大型も注意です。
そして、震源は西に進行していきます。
東京や埼玉、神奈川の地下で、首都圏直下型地震が発生する危険性が高まっているのです。
最終的には、駿河トラフの地震を誘発し、東海地震に至る事も考えられます。
関東は、これから地震が続くと思います。
そう、遠くないかも知れないですよ。
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