地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

千葉と千葉沖で地震が急増中。関東沖が動くのか

今日は、千葉県で地震が増えています。

東京湾北縁や内房などでは、深い地震が多発しています。

また、南部では、浅い地震が発生しました。

ここ一週間を見ても、銚子の沖では浅い地震が連なるように起きていますし、千葉の南方沖でも、30km程度の地震などが多数起きています。

 

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ここ数日、急に増え始めた印象です。

千葉県は、以前も書きましたが、空白域のようになっていて、なぜか地震が少ない状態が続いていました。隣接する茨城県では地震が多発してるのに、不気味な程に静かでした。

東日本大震災の時に、破壊が三陸沖から連鎖するようの南下しましたが、茨城沖でフィリピン海プレートにぶつかって止まったのです。

何しろM9のメガ地震です。破壊はやがて、更に南下してもおかしくはありません。東日本大震災の後には、千葉沖が一番地震の可能性が高いとする地震学者が多かったのです。

それが、なぜか静かな状態が続き、5年以上経って、今ようやく動き出したようです。

八丈島近海の群発地震も続いていますし、伊豆大島近海でも今日は地震が発生しています。

とうとう、主役は関東に移ったようですね。

元々、関東は4つのプレートが複雑に絡み、地震のリスクが高い場所です。各地で大地震が相次ぐ中、関東が無事なのが不思議なくらいでした。

原因はフィリピン海プレートが、全く動かなかったです。陸のプレートとの固着が強いのか、ずれるような動きが見られず、地震が少ない状態でした。

結果的に、関東はフィリピン海プレートに守られたような形になっていました。

しかし、熊本地震の前後から、フィリピンプレートの活発化が見られます。

日向灘や南西諸島では、既に活発な沈み込みが見られますし、四国沖や紀伊半島沖などでも、地震が多発し始めています。

そして、今回の動きです。

茨城、千葉では、今後も恐らく地震が続きます。更に西に進行する可能性も高いでので、東京、埼玉も注意が必要です。

そして、千葉沖の大型にも警戒が必要です。千葉沖には大きな歪が溜まっています。

関東沖が動くと、大きな揺れと津波の危険性もあるので、怖いです。警戒して下さい。