地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

秋田県内陸の空白域で地震発生。八丈島、熊本・・・揺れ続ける日本列島

今日は、また新たな動きがありました。

秋田県内陸北部でM4.5の地震が発生、最大震度3を記録しました。

その後、M3.9など、いくつか地震が続いているようです。

震源の深さは、全て10km程の浅い地震です

震源地は、今まで地震が少ない空白域になっていた場所です。太平洋プレートが東から沈み込み、深さ100kmほどの深い地震は起きていました。

同じように東から太平洋プレートの沈み込みがあり、深さ100km程の地震が起きている場所で浅い地震が発生したのが、北海道・函館の内浦湾での地震です。

今回の秋田の地震震源は、内浦湾の地震の真南にあたります。何か関連があるのかも知れません。

函館も秋田も、正直ノーマークの場所でした。

日本列島には、もう安全地帯は存在しないのですね。どこでも地震のリスクはあります。空白域は順番に潰れていくでしょう。

今、地震が発生していない、地震が少ないからといって、安全とは決しえ言えないのです。

判りきった事ですが、地震はいきなりやってきます。わずか十数秒で、状況は一変してしまいます。

空白域で、今危ないと思うのは、山形県です。

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東北の太平洋側では激しい地殻変動に伴う地震活動がいまだに活発ですが、なぜか山形県だけは、ほとんど地震が発生していません。たまに深さ100kmの地震が起きる程度です。

今回の震源の真南に当たりますし、東から太平洋プレートが沈み込んでいるのも同じです

今日は珍しく、山形の沖でも地震が発生しています。ちょっと怪しいですね。地震が少ないと、つい地震への備えを怠りがちですが、注意して下さい。

 

他に空白域が目立つのは、糸魚川静岡構造線の東側です。

フォッサマグナにあたる場所で、伊豆半島の東側では地震は起きていますが、糸魚川静岡構造線に東の南北に帯状に空白域があります。

その場所では地震が少なくても、糸魚川静岡構造線活断層が連なる大断層線なので、活断層が動けば大きな揺れに襲われるリスクがあります。

八丈島、熊本でもまだ地震は続いています。

揺れ続ける日本列島、これは何のプロローグなのでしょうか。

私は10年以上のデータを毎日見続けていますが、明らかに何か異常な事が進行しています。

そろそろ本気で、巨大地震への備えを始めて下さい。