地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

八丈島近海の群発地震の動向は? 南海トラフと繋がる可能性が

今日も八丈島近海では地震が続いていますが、震源の深さは30kmとやや深くなっているようです。

また、少し南の三宅島近海でも地震が発生しています。

深さ30kmというのは、フィリピン海プレートの深さです。

Hi-netを見ると震源の東側には、活発な震源が見られます。その影響か、千葉外房や東京湾北縁などで地震があり、やや活発化しているように感じます。

 

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一方で、西側の紀伊半島沖、四国沖には深さ30kmの震源が点在しています。

フィリピンプレートの沈み込みによる地震で、南海トラフ地震の前兆滑りと考えられます。この場所の深さ30kmの地震は、最近数か月で急激に増えています。

その西の日向灘では、もう活発にプレートが沈み込んでいるのが判るでしょう。

つまり大きなプレートの動きが浮かび上がってきます。

その中で今回に動きがあり、東や南に震源が広がるなど、目が離せません。

 

最新の地殻変動も、もはや理解不能の動きをしています。東海から紀伊半島沿岸などは、真西に動いています。本来なら南海トラフに押されて、北西に動いているはずですが。

関東などは、渦を描くような動きをしていて、複雑な力が加わり、地震のリスクは高まっています。

和歌山、高知、伊勢湾、岡山などでも、大きな地殻変動の乱れが見られますし、歪が限界に達っしているのかも知れません。

こんな動きは、いまだかつて無い事です。地震学者の方々は、過去にデータでしかモノを言えないので、困惑しています。地震界の常識では考えられない事が起きているのです。

さて、次にイベントは何でしょうか?

八丈島近海の地震震源が動いているので、やはり周辺の地震には注意が必要です。

伊豆諸島は勿論、関東・東海地方は警戒が必要です。

また昨日も書きましたが、銭洲海嶺付近で地震が起きないか、観察してください。

もし、神津島近海でM6程度の地震が発生したら、即、東海地震に繋がる恐れもあります。

まだまだ、最大限の警戒が必要なようです。

 

 

震度7を生き抜く―大震災から命を守るために

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