地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

真夏に大地震は来ない、は本当か? 熊本地震は収束するのか

今日は、全国的に見て、地震は落ち着いています。

昨日、震度4を記録するなど活発化した熊本地震も、地震が少なくなっています。ただ、地震は規模は小さくても続いています。また、震源でごく浅いものが増えているのが気になります。

他に気象庁地震情報を見ると、京都府南部、三宅島近海、と言った震源もあり、気になります。

京都は、個人的には最も気になっている場所です。歴史的にも過去に大地震が起きているのに、長い間大きな地震が起きていません。南海トラフが動けば歪が溜まるはずで、関西の地震の動向で重要な場所です。

三宅島は、相模トラフの動向がやはり気になります。南海トラフばかり注目されていますが、実は相模トラフも危険です。

隣接する日本海溝があれほど大きく動いたのですから、相模トラフが動く可能性はあります。相模トラフが動くと、首都圏に甚大な被害が及ぶので、怖いです。

 

今日は東京は晴れて、夏らしい暑さの一日でした。こうした日は、経験的に地震が少ない事が多いのです。

実は、「真夏に大地震は来ない」と言われているのをご存じですか。

科学的根拠がある話ではありませんが、実際統計的には、真夏の大規模地震は少ないのです。

例外的には、関東大震災は9月1日で、晩夏、初秋に起きていますが。

一説では、地震発生には地下水が関連しており、夏に日照りで地下水が下がる真夏には地震が少ない、とも言われています。

関東地方は今年の梅雨は雨が少なく、水不足が深刻となっていますが、意外と地震が少ないのは、このせいかも知れません。

一方、熊本や九州地方、西日本は豪雨に見舞われて、地盤が緩んでいるので、厳重な警戒が必要です。

地震発生には、地下水や気温、気圧、潮の満ち引きなどが関連すると言われています。台風や熱帯低気圧の通過、満月や新月がトリガーになることもあります。

もし、夏の晴れた高気圧が安定している時なのに、地震が起きる時は、何か強い動きがあるのかも知れません。

熊本地震は、最初の震度7からもうすぐ3か月になります。そして、ずっと地震は続いています。これほど揺らし続けるパワーは、衰えていないようです。

熊本地震の横ずれ断層地殻変動は、関東まで影響が及んでいます。

真夏になっても、まだまだ安心できる状況ではありませんね。