熊本地震も収まらず、ここ1週間で全国的に高レベルの発振。予兆か?
ご覧ください。上の図は、この1週間に発生した地震です。1ヶ月ではないですよ。
たった1週間でこれほどの地震が起きているなんて、異常としか思えません。
熊本地震も、まだ収まる気配がありません。M2~3に地震がずっと続いていますし、伊予灘や日向灘、南西諸島でも地震が続きます。
また、気象庁の地震情報を見ると、全国的に様々な震源が並びます。
新潟県上中越沖
新潟県上越地方
内浦湾
三陸沖
東京都23区
台湾付近
長野県北部
島根県東部
北海道東方沖
岩手県沖・・・
こんな事態は、最近ではなかった事です。
今まで目立った地震が起きていなかった場所でも、ポツポツと地震が起き始めています。
いったい日本列島に何が起きているのでしょうか。
まるで、ギシギシと日本列島が軋んでいるようです。大きな圧力が日本列島のかかり、あちこちが痛み始めているのかも知れません。
やはり、そろそろなのかなぁ、と思ってしまいます。
こうした地震の活発化は、大地震の予兆の可能性があります。大地震はいきなりは来ません。必ず周辺の地震の活発化から始まるのです。
阪神・淡路大震災の前には、猪名川の群発地震など関西に地震が活発化しました。東日本大震災の前は、太平洋沖の地震が異常に活発化でした。熊本地震の前には、熊本の西の琉球トラフで浅い地震が多発していました。
こうした活発化は、異常事態として見逃せません。日本列島で地震が起きすぎて、もう地震には驚かなくなったかも知れませんが、普通じゃないですよ、こんなのは。
ただ、今回の活発化が全国的なのが、気になります。いまから、何が起きるのでしょうか。
でも、震度7の恐怖は、日に日に薄れていますね。思い出して下さい。まだ、熊本地震では、いや東日本大震災でも、まだ普段の生活が取り戻せない方が大勢いらっしゃいます。
日本列島では、大規模な地殻変動が進行しています。軋みながら均衡を保つのか、破壊へと進むのか。
そんな危うい均衡の上で生活している事を忘れないで下さい。