地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

熊本で震度4、大分でも地震発生で最活発化か。でも、東北を忘れていないか

今日は、熊本地震が活発で、熊本地方でM4.5の地震がありました。最大震度は震度4でしたが、九州全体が揺れて、宮崎でも震度3を記録しました。

また、地震の危険性が低くなったとされた大分でも地震があり、まだ安心はできませ。

今日のように晴天の日は、地震が少なくなることが多いのですが、何かトリガーがあったのでしょうか。九州周辺は、地震が多く発生しています。

一方、震度6弱を記録した函館、内浦湾の地震は、同じ場所で余震が頻繁に起きていますが、規模は小さく、周辺の震源移動などの動きも見られません。

 

全体的には地震が少ない一日でしたが、そんな中で活発だったのが、茨城と福島の沖です。

茨城沖ではM4.2の地震が発生し、震度3を記録しました。深さ20kmで陸に近い場所です。他にも、茨城沖、福島沖で多数地震が起きています。

沖と言っても、かなり陸に近い地震が多い為、揺れ続けると、陸地の活断層に影響を与えるかも知れません。

じつは、茨城と福島の県境付近では東日本大震災以降、浅い地震が多発しています。そして5年経った今でも収まる気配はありません。

その近くには、あの双葉断層があるのです。この断層が動くと、福島第一原発への影響は避けられません。

 

個人的にですが、茨城での地震多発は、気味が悪いんですよね。

茨城は浅い地震、深い地震、30km位の地震が多発していますが、どれもパワーが発散されているようには見えません。

むしろ何かを受け止めていて、ストレスを溜めこんでいるように思えます。福島も同様です。

いつか溜めこんだストレスを、一気に発散する時が来るのではないか。とても怖いのです。

 

東北の太平洋沖では地震活動がいまだ活発ですが、特に活発なのは福島沖です。沖からかなり陸地に近い場所まで、プレートが押し寄せるような地震が多発しています。

こうした動きが、日本列島全体を歪ませるのです。

熊本地震による地殻変動の影響は、東北地方まで及んでいます。会津磐梯山では、10日に山頂の火山性地震が一時的に増加したとのことです。

熊本、北海道と、南北で地震が発生しましたが、東北の内陸部の地震は、リスクが高まっていると思います。

福島第一原発メルトダウンした炉心核は、どうなっているのか、誰にも判りません。地下の水脈に当たると、爆発する可能性も否定できません。

関東に住む者として、福島の地震は大変興味があります。内陸型活断層地震は、いきなり大きな揺れを生みますので、起こらないことを祈るしかありません。