フォッサマグナで異変が？ 空白域の群馬で地震発生
今日は気になる地震がありました。
Hi-netを見ると、群馬県で深い地震が起こっています。群馬のその地区は、糸魚川－静岡構造線の東側、フォッサマグナで地震が少ない空白域になっていた場所です。
熊本地震以降、中央構造線と交わる糸魚川ー静岡構造線では地震が増加し、Hi-netを見ても、くっきりとラインが浮き出ています。
しかし、その東側に面で広がるフォッサマグナは、白い地震が起きていない場所が目立ちます。
今回の地震は、空白域を破る地震です。深さ150ｋｍ程で、沈み込む太平洋プレート由来の地震と推定されます。
もし、この地域の地下が揺れ始めると、その北の東京等でも地震が増える可能性があります。そう、首都圏はフォッサマグナの中にあるのです。
また、フォッサマグナは岩盤が薄くマグマが染み出しやすく、中央部を南北に火山の列が貫いています。北から新潟焼山、妙高山、草津白根山、浅間山、八ヶ岳、そして富士山、箱根山、天城山。
新潟焼山は、熊本地震後に活動が活発化しました。草津白根山、浅間山、箱根山も近年活発化しています。と、いうことは富士山も・・・。
また、その周辺には活断層が存在します。
日本列島を南北に縦断するフォッサマグナは、北米プレートとユーラシアプレートの境界とされています。
東日本大震災以降、異常すぎる地殻変動が日本列島を軋ませるように続いています。その中で、フォッサマグナの地下がうごめき出すと、関東に大きな影響をもたらします。
今後は、首都圏でも地震が増えてくる恐れがあるので、注意が必要です。
