今日は地震少なめですが、地震予知ではこんな時こそ要注意
今日はHi-netを見ても、地震の発生は少なく静穏に見えます。
宮古島の近くで、やや大き目が起きています。また、伊予灘、三重沖、千葉沖など気になる場所で地震が起きていますが、マグニチュードは小さいです。
地震が少ないとホッとしますが、地震予知ではこんな時程、注意して動向を見守ります。
大きな地震が発生する前には、一時的に地震が減少する傾向が見られます。
一方で、晴天の時は地震が少なくなる傾向もあります。今日はぐずついた天気でしたが、地震が減っているのは、ちょっと嫌な感じです。
関東大震災の3か月前には、水戸・銚子で有感地震が急増。一旦収まった後に本震が発生したとの記録があります。
熊本地震は、九州の西方沖で激しい地震活動があり、一旦収まった後に発生しました。
「地震が少なくなったら、備えよ」これが地震予知の世界の常識です。1週間ほど日本列島で静穏な時期が続いた時は、要注意です。
そう、東海地震って、起きる、起きるって言われて、何十年も起きていませんね。これは良い側面の他に、悪い面も持ちます。「今度はたぶん大きい」これが多くの専門家の意見です。
熊本地震も静穏化の傾向が見られますが、新な局面を迎えるかもしれません。