地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

地震は連鎖するか。熊本地震の陰で、東北も活発。双葉断層が危険。

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熊本の地震がようやくレベルが下がってきました。一方で関東や日向灘地震があり、注目を集めました。

しかし、その陰で、東北の東岸沖は地震活動が活発な状態が続いていました。

福島、宮城、岩手の沖では、陸地に近い場所と、アウターライズと思われるやや離れた場所で地震が起きています。いづれも活発な太平洋プレートの沈み込みによるものです。

中でも心配なのは、福島沖では非常に陸地の近い場所で地震が起きている事です。そして、福島の太平洋側には、双葉断層があります。

双葉断層は、東日本大震災以降、動きやすくなっていると指摘された断層の1つです。地震調査委員会によると、立川断層、牛伏寺断層とともに、今後M6.8〜7.5規模の発震の危険性が高まった可能性があるとされています。

そして、双葉断層の近くには福島第一原発があるのです。

左横ずれを起こす断層ですが、引っ張りの力が断層活動に関与しているとされています。引っ張りの力の源は、太平洋プレートの沈み込みです。

プレートの沈み込みの力が、引っ張りの力になり、活断層が動かす。これは熊本地震と同じメカニズムです。

断層のすぐ近くで、活発すぎるプレート活動が起きているのは、大変危険な状態なのです。

もし双葉断層が動いたら・・・背筋が凍るような事態ですね。最悪な場合、東日本はもとより、首都東京も住めない土地になるかもしれません。日本の存続の危機です。

そんな事態が、起きる可能性が実は高まっているのです。南海トラフや首都直下よりも、起きる可能性が高いかもしれません。

絶対に起きて欲しくない地震ダントツのナンバーワンです。こればかりは、祈るしかありません。地震、火山、原発・・・どれほどの危険が日本に迫っているのか、国民は理解しているのでしょうか。

 

 

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