熊本の西方沖で地震が活発化。津波にも注意が必要。
今日5月7日は、14時42分頃 薩摩半島西方沖 でM5.3の地震があり、その後もM4を上回る地震が数回起きています。
震源は、熊本・大分ラインの西の延長線上のあります。この地域は沖縄トラフと言われ、海の中の盆地があり、南北に引っ張る動きが働いている場所です。熊本・大分とメカニズムはほぼ同じです。
熊本地震の1か月前程から地震活動が活発化していた場所です。震源が移ったというより、同じ一つの地震と捉えられるでしょう。
厄介なのは、海での発生なので、津波の危険性があることです。
地震が起きたら海沿いの人は避難するのは今や常識です。しかし、海での地震は地上での震度が小さくなる上に、熊本の人は地震に慣れきってしまっているでしょうから、避難が遅れることも考えられます。
今後も地震発生はありえますので、海沿いの方は津波への備えをお願いします。