地震予知に挑むブログ

不可能と結論づけられた地震予知。でも、迫りくる大地震の尻尾を捉えたい。

熊本地震は始まり?四国・紀伊半島の地震が増加中。

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大きな地震の後はその後の動向を注意する必要が
あります。

熊本地震は大分へと震源を広げましたが、四国や四国沖、紀伊半島でも、地震が目に見えて増え始めました。

Hi-netでも、黄色い丸、フィリピン海プレート関与の地震がポツポツと増えています。


また、東海地方でも黄色い丸が目立ちます。デリケートな場所だけに、心配です。

単純に震源中央構造線に沿って東に移る事も考えられます。

しかし、もっと心配なのは、大地震の前には、隣接した場所で群発地震が起こる事が多いのです。

兵庫県南部地震の時は、半年前から猪名川群発地震が起きました。

東北の震災の時も、半年前から震源の南側で地震が頻発していました。

群発する場所ではなく、その隣接した場所が大きな地震震源になる、というのが、特徴のようです。

群発地震は1つ1つの地震のパワーは小さくても、多発すると大きなパワーになり、大地震のトリガー(引き金)になるのかもしれません。

もし熊本地震が始まりの地震だとしたら…隣接する地域は一層の警戒が必要です。